2020年07月

最近見かけなくなった物の中に、
リムコルクという物があります。
↓の 画像の物です。

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若い人は見たことも無いでしょうね。

コレは、
チューブラータイヤが主流だった、
1990年代中頃までは何処のプロショップでも、
普通に買えました。

マビックGP4等の両ハトメのリムに
チューブラータイヤを貼る時に、
接着面を増やす為に使う物ですが、
チューブラーを使っている人でも、
当時、
極く 一部のマニアにしか売れませんでした。

だから当然、
クリンチャータイヤが普及し始めた
2000年以降は、全く目にすることすら
無くなりました。

ですが私は、
これが無いと困るんです。

私自身、チューブラータイヤは、
(リムセメントの様な接着剤に頼る構造が
生理的に好きでは無いので。)
かなり前から使わなくなりましたが、

クリンチャー用アルミリムでも、

昔ながらのオープンプロとか、
アンブロッシオのエクセルライトとか、
現在普通に流通している
両ハトメのリムってありますよね?

それに、この、
【リムコルク】が、具合が良いのです。

何故かというと、
結論から言えば、
リムテープの寿命を延ばす為です。

チューブレスレディではなく、
最初から、【完全なチューブレス用のリム】
で、なければ、
ニップルホールを塞ぐ為に、
リムテープが必要ですよね?

そのリムテープも、
シマノやビットリアみたいに
【カッチカチ】に硬い物だとしても、
8barもの高圧を入れるのですから、
リムのニップルホールに、
徐々にリムテープがエア圧で押し込まれて
ベッコリ凹んでしまうので
良い状態は半年も保たないと思います。

それ以前に、裏側に何も支えが無く、
薄いリムテープの張力だけに頼って
穴を塞ぐという構造が、
私は生理的に我慢なりません。

そこで、
オープンプロの様な
【両ハトメのクリンチャーリム】なら、
リムテープを装着する前に、
このリムコルクを埋めておくのです。

そうすれば、
エア圧でリムテープが押し込まれて
凹んでしまうことは無くなり、
交換サイクルは大幅に延びます。
具体的には、
リムテープの樹脂が劣化してパリパリ割れる迄は大丈夫ですから、10年は保つでしょう。

こんなレアな物を【何処で】買ったのか?

それは、【名古屋のアノ店】です。
以前は2階で、
【 道楽でやってたオヤジさん】ですが、
今は直ぐ近くに、
本店と同じ店名に【+】を付けた、
マニアックな店を出しています。
というより、隠居部屋というか.....

80年代90年代の良き時代の
欧州製クロモリフレームが
数多く新品で置いて在りますし
古くさいブルックスとかイデアルとか
マイヨールとかが、ショーケース内に
ゴロゴロ転がっています。
90年代に流行った今は亡きブランドの
マニアックなチタンパーツも在ります。

ただし、親父さんは、
積極的に売る気はゼロですし、
通販なんて全くやる気も無いでしょう。
電話で問い合わせても、
自分自身で在庫を覚えていないし、
調べる気も無いでしょう。

だから、当然、
値札は付いていません。

実際に店に来て、気の合う人にだけ
安く譲るというだけなんです。
全然 気難しくはなく、
ニコニコして良い人ですが、
金儲けなんて全く興味無く、
商売っ気の欠片もありません。

このリムコルクも、
私が買った時に残りは1袋だけで、
親父さんは、
たまに入るとは言っていましたが、
さすがに、
アンブロッシオの絶盤品なのか、
あるいは現行品なら
どこが作ってるのか、どこから仕入れているのかなんて.....聞けませんよね。

72個入りを、私は1000円より、
遥かに安く買えましたが、
気に入らない客なら、
3000円かも知れません。

イヤ、売らないかも....

..........ちなみに、
両ハトメのクリンチャーリムなんて
今時、ほとんど無いだろ?
って思った貴方。

確かにそうですし、

カーボン製リムは勿論、
ハトメ無しや片ハトメなら、
今回紹介したリムコルクは使えませんが、

【ベロプラグ】っていう、
専用の樹脂製のメクラ蓋も売っています。
本来はリムテープの代わりに使う物ですが、
それを嵌めてからリムテープを付ければ、
それ以降は全く交換する必要はありません。

それは径の違いで赤と黄色がありますが、
バラ売りしてくれる店もあります。

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それは、
キクちゃんという人がやっている、
ホイール系に強い店です。

シマノ純正11速スプロケの裏側を
1.85mm削って8~10速用フリーボディに
嵌まる様に加工した物を、最初に
売り出したことでも有名ですよね。

















最近は体力が落ちて来たこともあり、
交通量が少なく、景色の良い場所だけを
ノンビリと走りたいので

主に鉄道を利用して輪行する様になりました。

そこで、輪行袋へのパッキングですが、
やはり 老舗のオーストリッチ社で、
出来るだけコンパクトに畳める、
縦型を愛用しております。
横型では、ちょっと、前後長があり過ぎて
他の乗客に申し訳なく感じてしまうからです。

それで今回の本題ですが、

縦型は、
前後とも ホイールを外して収納するので、
最低でも、リヤのエンドとディレイラーを
保護する必要があり、
その為の色々なエンド保護小物は売ってますが、
完全に気に入る物が無いので、
少々手を加えて改良するという話です。

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これが、オーストリッチ社の
輪行袋に標準で付いて来る、
リヤエンド保護用金具です。
エンド幅130mmのロード用です。
最近のRDがロングケージなので
それに対応した新型の様で、
2ヶ所穴が空いており、
旧型に対して、地上高が
上側の穴で20mm、
下側の穴でも、6mm高くなっています。

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↑画像は、下側の穴で組んだところです。


それでは、一旦分解して、
各部品の寸法を実測します。 

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ほぼ【生のアルミパイプ】で、
一円玉の様な柔らかい材質で、


外径Φ12mm 内径9mm、

全長は128.18mmです。


    ↓  それを挟み込むアルミ板の構造体は


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厚み1.19mmのプレス打ち抜き板です。

なので、組み合わせると、
1.19×2+128.18=130.56
と、
リヤエンド内幅130mmのロード用よりも
わずかに広くなり、丁度良いのです。
わずかでも狭いとクイックを締める前に
滑り落ちてしまいますから。

しかし、

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外側のアルミ板に空いている穴は
Φ6mmです。
だから、
外径Φ12mmのパイプは貫通せず、
アルミ板で【挟み込む構造】で、
アルミ板内側にも何の引っ掛かりも無いので、
パイプだけが脱落してしまい易く、
しかも、
クイックリリースのシャフト径は
Φ5mmなので、パイプ内径Φ9mmに対して
遊びが大き過ぎてカタカタして、

上手く固定するのにはコツが必要ですし、

    何よりも一番の難点は、
【固定力が非常に弱い】のです。



Amazon等のクチコミで、
このエンド保護金具が低評価なのは、
輪行袋を床に立てた時に、
固定力が弱過ぎてグルっと回ってしまい、
酷い場合は、それでディレイラーを破損した
とか、いうものですが、
外径がΦ12mmで肉厚が1.5mmしか無く、
材質が柔らかい、
ペラペラのアルミパイプを挟み込む構造なのだから無理もありません。

これを何とか改善出来ないか?
と、思い付いたことを やってみました。

 先ずは、
【付属の128mmのパイプ】を使って
挟み込むのでは無く、
リヤハブの141mm中空シャフトを使って
アルミ板を貫通させ、
固定させるということです。

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↑の画像は、
2代目である【960XTR】の
チタン製中空リヤハブシャフトを
5mmカットして、
全長141mmにした物です。
(今は入手不可能)

それに、組み合わせるのは
↓コレです。

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ダイヤコンペのピスト用の
リヤハブのロックナットです。
別にシマノでも、三信でも
何でも良いのですが、

たまたまジャンクバーツで持ってました。

このピスト用のロックナットは
外径がΦ22mmもあり、
それが大きな意味を持つことは
後で気付きます。

これだけじゃ
ハブシャフトに固定出来ないので、
工具屋さんに行って、
M10-P1.0の細目ナットを買ってきて、
(ホームセンターでは並目しか買えません)

 ↓    (外形は旋盤でカッコ良く削りましたが)

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先ほどのロックナットと、締め合わせて
元々付属していたアルミパイプと同じ
128.18mm 幅に調整しました。

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     それが通る様に、
     外側のアルミ板の穴を
↓  Φ10のドリルで拡大し、

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それを元通りの形に組み立てると、

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この様に、
ハブシャフトは、アルミ板を突き抜けて、

ロックナットで、ガッチリ受け止めます。


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これにより
リヤエンドへの固定はいつも通りの
リヤホイールの脱着と同じ感覚で
劇的に簡単になりますし、
アルミ板を受け止める、ピスト車用の
このロックナットは Φ22mmもあるので、
普通のロード用ホイールの 
Φ19mm位のロックナットより、
遥かに接触面積が増え、
固定力はかなり強固になります。

しかも
普通の中空リヤハブシャフトは、
内径が5.3mm~5.4mmくらいなので、
Φ5mmのクイックシャフトを通しても
隙間が少なく、ガタガタしないので
イライラせず、素早く確実に固定出来ます。

今回は、
入手困難なチタン製シャフトを
使っていますが、

【軽量性を問わなければ】

そこら辺に転がっている古いハブをバラし
エンド幅130mm用の、
スチール製で M10で、全長141mmの、
リヤハブシャフトを使えば良いだけですし、

ハブシャフト単体でも、
玉押し、ロックナットが組み込まれた、
【軸組み】という物も、
Amazon等で容易に安価で入手出来ますから
それを買えば、それだけで完結し、
他に何も買う必要は無く
何の苦労も有りません。

外側のアルミ板の穴を、Φ6からΦ10に、
ドリルで拡大するだけで終わりです。
勿論、手を切らない様に、
バリやカエリは取って下さいね。


ちなみに、私も含めてですが、


1g単位の軽量化に拘る人程、
ツーリング中の財布には
百円玉やら十円玉やら、
パンパンに詰まってますし、
ダウンチューブのボトルケージにも
シートチューブのボトルケージにも
500ml以上のお茶が
刺さっていますがね。
それだけで1kg超えるだろっての(笑)













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