これは何でしょう?
(タイトルに書いてしまってますが)

部品構成は↓の画像の通りです。

画像の右下側に何個かあるのは↑
ホーロー(イモネジ)です。
↓画像の様に、
内側から六角レンチで
8ヵ所を拡げる様に固定します。
(ネジ穴は40度間隔で9ヵ所)

それでは、何の治具か解る画像を
↓に、載せます。

↑は、治具に
スプロケ
(既に削ぎ込み加工済みですが)
を、取り付けたところですが、
8~10速用フリーボディに、
11速スプロケが付く用に、
スパイダーアームの裏面を
旋盤で、1.85mm削ぎ込み加工する為の
治具です。
蛇足ですが、
これは、今は亡き、
超絶クロスレシオのCS6800で
11Tトップで、
【最大ローが23T】の物です。
【11T-12-13-14-15-16-17-18-19-21-23T】
今はロードレースでも
最大ローに28T以下を使うことの方が
少ないので、
こんな超クロスレシオのスプロケは
今後は二度と出さないでしょうが、
これの1.85mm削ぎ込み加工は、
メカニコさんでも、
PAXさんでも
恐らくは断わられるんじゃないかと思います。
何故なら、
【最大ローが23T】だと、
スパイダーアームを削るだけだと、
通常の首折れ(Jフック)スポークだと、
右側フランジから出たスポークに、
絶対に干渉するからです。
↓の 画像を拡大して見て貰えば
解ると思いますが、

アルミ製のスパイダーアームに
【カシメ】られている、
【スチール製23Tローギヤ板】の、スパイダーアームに、
【カシメてある部分】
(最内周側)
と、カシメピンも斜めに削いでいます。
スパイダーアームは
アルミ製なので簡単に削れますが、
ローギヤとカシメピンは
硬質な焼入れスチールなので、
同時に削る為に、
切削条件は当然、
硬い側に合わせています。
ココまでやって、ようやく、
リヤハブの右側フランジから出る
【スポークの首折れ部分との干渉】を
ギリギリ避けることが出来るのです。
物に依るのでしょうが、
FH-5500にCS6800の11~23Tを付けたらココまで削らないと 干渉しました。
これは完全にPL法対象外なのは勿論、
カシメピンの頭も斜めに削っているので、
強度的には、かなり落ちるでしょう。
勿論、
私専用の小径車用に加工した物で、
他人からは、金を積まれてもやりません。
(鑑賞用にしか使わない)と
一筆書いて貰わない限りは...
ちなみにネット上では、
8~10速フリーハブに、
11速スプロケを付けられる様に加工すると
リヤディレイラーのプーリーケージと
スポークが干渉する可能性がある
と、言われていますが、
実は、そんなところは、
大抵は充分なクリアランスがあります。
一番、干渉する可能性が高いのは、
最大ローギヤと、
右側フランジから出たスポークの
首が曲がった部分です。
これは、
最大ローギヤが小さいほど顕著で、
刃先ではなく、カシメてある内周側がスポークの首折れ部と干渉する可能性が高いのです。
だから、
シマノの様に、プレス打ち抜きした
バラバラのギヤ板を、スパイダーアームに
【カシメる構造】ではなく、
RECONとかスラムの様に
11速スプロケを、
【インゴットから一体で削り出す】
という、製造方法なら、
最大ローギヤの内周側の径を、
大きく採れるので、
右側フランジから出たスポーク基部に
干渉する可能性は、ほとんど無くなります。
繰り返しますが、
一番最初に干渉するのは、
最大ローギヤの最内周部の、
スパイダーアームにカシメてある部分と、
右側フランジから出た
首折れスポークの首折れ部です。
【それを証明する最大の理由】が、
あの【シマノ様】が、
最大ローが34Tで、
8~10速用フリーボディにも付く
11速スプロケを、
【純正で出した】ことです。
具体的な商品名は、
アルテグラR8000
CS-HG800 11S 11-34T
(ICSHG8001111134)
と、いう物で、
コレは正に、
メカニコさんや、PAXさん、
そして私がやっている、
最大ロー側のスパイダーアーム裏側を1.85mm削ぎ落とした物と、
【寸法的に全く同じ物】を、
【メーカーが純正で出した】
と いうことです。
11速にした時に10速以下ユーザーを
切り捨てたことに対しての禊のつもりか.....
話がチョッと逸れましたが、
今回作った治具の
ホーロー(イモネジ)は、
M6ではなく、
スパイダーアームのスプラインの
谷の幅に合わせる為に、
【インチの細目】で
1/4-28 unf です。
無理矢理
メートルネギに換算すれば、
【M6.35 - P 0.907】です。
(↓画像参照)


【旋盤が使える環境の人】で、
10速ホイールに11速スプロケを
付けられる様に削る人なら
非常に重宝すると思います。
これを旋盤にチャッキングすれば、
最初の1個目の芯出しが済んで、
寸法が出たら、
2個目からは【ツケポン】で
同じ物が出来るからです。
材料は、SCM415の生材と、
市販のホーローネジです。
材料原価は、合わせて
2000円位でしょうか。
(ネジサイズが特殊で値段が高いので)
このイモネジ専用の
1/8サイズ(二面幅3.17mm)
の六角レンチも付けて、
3000円スタートで
ヤフオクに出したら売れるかな?
まぁ、売れないだろうなぁ。
一応、自分用以外に、
3セットは作ったけどね。
要望があれば出しますけど。(笑)
(タイトルに書いてしまってますが)

部品構成は↓の画像の通りです。

画像の右下側に何個かあるのは↑
ホーロー(イモネジ)です。
↓画像の様に、
内側から六角レンチで
8ヵ所を拡げる様に固定します。
(ネジ穴は40度間隔で9ヵ所)

それでは、何の治具か解る画像を
↓に、載せます。

↑は、治具に
スプロケ
(既に削ぎ込み加工済みですが)
を、取り付けたところですが、
8~10速用フリーボディに、
11速スプロケが付く用に、
スパイダーアームの裏面を
旋盤で、1.85mm削ぎ込み加工する為の
治具です。
蛇足ですが、
これは、今は亡き、
超絶クロスレシオのCS6800で
11Tトップで、
【最大ローが23T】の物です。
【11T-12-13-14-15-16-17-18-19-21-23T】
今はロードレースでも
最大ローに28T以下を使うことの方が
少ないので、
こんな超クロスレシオのスプロケは
今後は二度と出さないでしょうが、
これの1.85mm削ぎ込み加工は、
メカニコさんでも、
PAXさんでも
恐らくは断わられるんじゃないかと思います。
何故なら、
【最大ローが23T】だと、
スパイダーアームを削るだけだと、
通常の首折れ(Jフック)スポークだと、
右側フランジから出たスポークに、
絶対に干渉するからです。
↓の 画像を拡大して見て貰えば
解ると思いますが、

アルミ製のスパイダーアームに
【カシメ】られている、
【スチール製23Tローギヤ板】の、スパイダーアームに、
【カシメてある部分】
(最内周側)
と、カシメピンも斜めに削いでいます。
スパイダーアームは
アルミ製なので簡単に削れますが、
ローギヤとカシメピンは
硬質な焼入れスチールなので、
同時に削る為に、
切削条件は当然、
硬い側に合わせています。
ココまでやって、ようやく、
リヤハブの右側フランジから出る
【スポークの首折れ部分との干渉】を
ギリギリ避けることが出来るのです。
物に依るのでしょうが、
FH-5500にCS6800の11~23Tを付けたらココまで削らないと 干渉しました。
これは完全にPL法対象外なのは勿論、
カシメピンの頭も斜めに削っているので、
強度的には、かなり落ちるでしょう。
勿論、
私専用の小径車用に加工した物で、
他人からは、金を積まれてもやりません。
(鑑賞用にしか使わない)と
一筆書いて貰わない限りは...
ちなみにネット上では、
8~10速フリーハブに、
11速スプロケを付けられる様に加工すると
リヤディレイラーのプーリーケージと
スポークが干渉する可能性がある
と、言われていますが、
実は、そんなところは、
大抵は充分なクリアランスがあります。
一番、干渉する可能性が高いのは、
最大ローギヤと、
右側フランジから出たスポークの
首が曲がった部分です。
これは、
最大ローギヤが小さいほど顕著で、
刃先ではなく、カシメてある内周側がスポークの首折れ部と干渉する可能性が高いのです。
だから、
シマノの様に、プレス打ち抜きした
バラバラのギヤ板を、スパイダーアームに
【カシメる構造】ではなく、
RECONとかスラムの様に
11速スプロケを、
【インゴットから一体で削り出す】
という、製造方法なら、
最大ローギヤの内周側の径を、
大きく採れるので、
右側フランジから出たスポーク基部に
干渉する可能性は、ほとんど無くなります。
繰り返しますが、
一番最初に干渉するのは、
最大ローギヤの最内周部の、
スパイダーアームにカシメてある部分と、
右側フランジから出た
首折れスポークの首折れ部です。
【それを証明する最大の理由】が、
あの【シマノ様】が、
最大ローが34Tで、
8~10速用フリーボディにも付く
11速スプロケを、
【純正で出した】ことです。
具体的な商品名は、
アルテグラR8000
CS-HG800 11S 11-34T
(ICSHG8001111134)
と、いう物で、
コレは正に、
メカニコさんや、PAXさん、
そして私がやっている、
最大ロー側のスパイダーアーム裏側を1.85mm削ぎ落とした物と、
【寸法的に全く同じ物】を、
【メーカーが純正で出した】
と いうことです。
最大ローギヤの歯数が
34T程の大きさなら
全く問題無いというのが、
シマノの公式見解の様です。
(それを知らずに10速ホイールを売り飛ばしてしまって、激怒した人を3人程知っていますがシマノが責任をとることは当然ありません。
(それを知らずに10速ホイールを売り飛ばしてしまって、激怒した人を3人程知っていますがシマノが責任をとることは当然ありません。
実際には34Tどころか、
28T以上なら、ほとんど問題ありませんが、
大メーカーだから、必要充分以上の安全マージンを大きく取らざるを得ないのですかね?
28T以上なら、ほとんど問題ありませんが、
大メーカーだから、必要充分以上の安全マージンを大きく取らざるを得ないのですかね?
必要も無いのに、
自社の以前の規格との互換性を絶ち切って、
新しいモデルに総入れ替えさせることだけに
非常に熱心な、
自社の以前の規格との互換性を絶ち切って、
新しいモデルに総入れ替えさせることだけに
非常に熱心な、
【大日本シマノ帝国様が】
11速にした時に10速以下ユーザーを
切り捨てたことに対しての禊のつもりか.....
話がチョッと逸れましたが、
今回作った治具の
ホーロー(イモネジ)は、
M6ではなく、
スパイダーアームのスプラインの
谷の幅に合わせる為に、
【インチの細目】で
1/4-28 unf です。
無理矢理
メートルネギに換算すれば、
【M6.35 - P 0.907】です。
(↓画像参照)


【旋盤が使える環境の人】で、
10速ホイールに11速スプロケを
付けられる様に削る人なら
非常に重宝すると思います。
これを旋盤にチャッキングすれば、
最初の1個目の芯出しが済んで、
寸法が出たら、
2個目からは【ツケポン】で
同じ物が出来るからです。
材料は、SCM415の生材と、
市販のホーローネジです。
材料原価は、合わせて
2000円位でしょうか。
(ネジサイズが特殊で値段が高いので)
このイモネジ専用の
1/8サイズ(二面幅3.17mm)
の六角レンチも付けて、
3000円スタートで
ヤフオクに出したら売れるかな?
まぁ、売れないだろうなぁ。
一応、自分用以外に、
3セットは作ったけどね。
要望があれば出しますけど。(笑)
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